インフルエンザによる休業措置 新たに小学校など10施設 岩手県
岩手県内でインフルエンザによる学校や保育施設で休業措置が相次いでいる。12月19日、岩手県と盛岡市は新たに10件の休業措置を発表した。 県内の今シーズン(2024年9月以降)のインフルエンザによる学校等の休業措置は107件となった。 盛岡市内では2校で休業措置が取られた。 下小路中学校では、全527人の生徒のうち12人がり患し、2年生1クラスが12月18日から20日まで学級閉鎖となった。 盛岡工業高等学校では、全688人の生徒のうち40人がり患し、2年生3クラスが12月16日から20日まで学級閉鎖となっている。 雫石町の雫石中学校では、全364人の生徒のうち47人がり患し、2年生1クラスが12月18日から20日まで学級閉鎖となった。 同じく雫石町の雫石小学校では、全272人の児童のうち26人がり患し、1年生が12月19日から20日まで学年閉鎖となっている。 花巻市の花巻小学校では、全261人の児童のうち16人がり患し、3年生が12月18日から20日まで学年閉鎖となった。 奥州市の南都田小学校では、全181人の児童のうち9人がり患し、6年生が12月19日から22日まで学年閉鎖となっている。 一関市では2校で休業措置が取られた。 赤荻小学校では、全262人の児童のうち30人がり患し、4年生1クラスと5年生1クラスが12月19日から22日まで学級閉鎖となった。 萩荘小学校では、全309人の児童のうち46人がり患し、12月20日に学校閉鎖、12月19日に6年生が学年閉鎖となっている。 釜石市でも2施設で休業措置が取られた。 甲子小学校では、全224人の児童のうち36人がり患し、5年生が12月19日から20日まで学年閉鎖、12月20日に6年生が学年閉鎖となった。 鵜住居保育園では、全70人の園児のうち8人がり患し、3歳児クラスが12月19日から22日まで閉鎖措置となっている。 12月18日、岩手県はインフルエンザ流行注意報を発令した。県内の定点医療機関当たりの報告数が18.70人となり、注意報の基準である10.0人を上回ったためだ。盛岡市においても、12月9日から15日の週の定点医療機関当たりの報告数は17.45人(前週7.91人)と急増している。 県内の今シーズン(2024年9月以降)のインフルエンザによる学校等の休業措置は107件となっている。(昨シーズンの同時期は383件) 予防対策として以下が呼びかけられている。 1. マスクの着用 2. 外出後や食事前等のこまめな手洗い 3. 重症化予防のための予防接種 4. 十分な睡眠とバランスの良い食事による免疫力の向上 5. 部屋の換気と適切な湿度管理(50~60%) 6. 流行期における人混みへの外出自粛
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