ロングティーで汗を流す西武・源田（撮影・冨永豊）

　◆西武秋季練習（16日、埼玉県所沢市） 　西武の源田壮亮内野手（31）が野手全員での攻撃力アップを約束した。西口新体制のスタートとなる今秋について「とにかく打つ方の強化しかない。野手のみんなで頑張るしかない」と強調した。 ■戦力外選手、および引退発表選手はこちら【一覧】 　今季は優勝したソフトバンクに42ゲーム差をつけられる記録的な最下位に低迷。「初日の（15日の）練習前に（首脳陣から）とにかく野手が打てなかったことがこの成績（最下位）になったと言われた」と奮起を求められたことを明かした。 　秋季練習2日目だったこの日はウオームアップの後、野手組は通常のティー打撃とロングティーで約1時間半にわたってバットを振り込んだ。右打ちも披露した源田は「めちゃくちゃ下手でしたね。ストレッチの代わりですよ」と笑った。 　主将の大役を担うベテランは「（西口新監督は）前からいる方なのでとても話しやすい」と選手と首脳陣のパイプ役も務める。日本代表入りした11月の国際大会「プレミア12」に関しても「体の状態が万全ではないので、いろいろケアをしながらコンディショニングを整えて大会出場を目指したい」と意欲を見せた。 ▼王貞治会長が見いだした適性、西武の新ヘッドコーチ・鳥越裕介氏の指導力…ライオンズとの「縁」も　関連記事に【特集】▼