宮崎県内では20日までに5万人余りが期日前投票を済ませました。3年前の衆院選の投票率は過去3番目に低い53．66％で、今回は投票率の向上が焦点となっています。 （河合皓稀アナ） 「若者の投票率向上を図るため、宮崎公立大学に期日前投票所が設置されましたが、投票が始まり4時間が経過した現在も若者がほとんど見えていないのが現状です」 きょう宮崎公立大学に開設された期日前投票所。会場には、地域の住民などが次々と訪れ、午後4時時点で470人が一票を投じましたが、学生は少なかったということです。 （大学生） 「投票所が遠いと行くの面倒くさいと思うことがあるので、大学に行くついでにこっちに来られるのはすごくいいことだと思います。」 「投票って思ったより難しくないし、意外と達成感とか自分が投票したんだっていうことが味わえるし、すごくいい機会だと思うので、ぜひ一度若者にも投票に来てみてほしいと思います。」 若い世代を含む投票率の向上が焦点となっている今回の選挙。 県選挙管理委員会によりますと、10月16日から20日までに県内で期日前投票を済ませた有権者は5万1003人で、3年前の衆院選の同時期と比べ7％少なくなっています。 期日前投票は10月26日までです。 投票日は10月27日で、即日開票されます。