【MLB】Wソックス完封負けで借金80の大台に到達 勝率わずか.226 シーズン37勝125敗ペース
【ガーディアンズ5-0ホワイトソックス】@ギャランティードレイト・フィールド
日本時間9月11日、ホワイトソックスは本拠地ギャランティードレイト・フィールドでのガーディアンズ3連戦の2戦目を迎え、0対5で完封負け。今季33勝113敗で借金80の大台に到達し、あすの最終戦を残して同地区対決3連戦の負け越しも決まった。ガーディアンズは先発のベン・ライブリーが打球直撃による負傷で降板するアクシデントがあったが、リリーフ陣が合計7イニングを無失点に抑え、2番手のペドロ・アビラが6勝目(1敗)をマーク。ホワイトソックス先発のジョナサン・キャノンは10敗目(3勝)を喫した。 【動画】ガーディアンズのレーン・トーマスが11号3ランを放つ 2回表にカイル・マンザードのタイムリーで先制されたホワイトソックスは、先発のキャノンが6回表に一死1・2塁のピンチを招いて降板。2番手のガス・バーランドがレーン・トーマスに11号3ランを浴び、0対4とリードを広げられた。得点を奪えないまま最終回を迎え、9回表にはアンドレス・ヒメネスのタイムリーでダメ押しの5点目を献上。打線は5安打無得点に封じられ、今季17度目となる完封負けを喫した。 今季146試合を消化して33勝113敗、特に後半戦は48試合で6勝42敗(勝率.125)という驚異的なペースで黒星を重ねているホワイトソックス。残り試合に全勝しても49勝どまりのため、すでに今季メジャー最低勝率チームとなることは確定している。20世紀以降のシーズン最多敗戦記録は1962年のメッツによる120敗だが、それを回避するためには残り16試合で10勝6敗が必要。勝率.226という今季の戦いぶりを考えると、残り16試合で10勝するのはほぼ不可能であり、20世紀以降の最多敗戦チームとして歴史に名を刻むことになりそうだ。