渡辺雄太、Bリーグ参戦「まだどことも交渉してない」早くも“争奪戦” NBA挑戦に終止符 空白の1か月半も告白
NBAで日本人最長6シーズン目を終えた渡辺雄太が20日、自身のインスタグラムでライブ配信を行い、「来季からは日本に帰ってプレーをさせていただきます」と表明した。 日本男子のプロバスケットボールリーグ・Bリーグは現在、シーズン佳境ということもあり、渡辺は「チームはまだどことも交渉してない」と断言。この発表に、ファンの間では早くも“争奪戦”が始まっている。大学から海を渡った渡辺にとって、Bリーグは初参戦で「めちゃくちゃ楽しみ。11年間米国で生活していた。これからどういう生活が日本で待ってるんだろうとか、またNBAで学んできたことを間近で見せれる機会も増える」と語った。 渡辺は日本時間4月15日、NBAのグリズリーズで日本人最長6シーズン目を終えた。3月1日のトレイルブレイザーズ戦以降、出場機会なく終了。当初は「手首の負傷」を理由としていたが、途中から「個人的理由」となっていた。 渡辺は、この期間の詳細についても、ライブ配信で告白。「(チームから)『雄太、この試合出ないよ』と言われ、今までの自分なら当たり前でしたし、別にそんなにショックを受けることではないはずなのに、その一言がめちゃくちゃ自分の中で効いた。ホテル戻ってから恥ずかしい話し、自分でも引くくらい泣いた。なんであんなに泣いたのか・・・。もう自分の中の感情がおかしくなった。ホテルでばーっと泣いた。体中の水分が全部出るんじゃないかくらい」と吐露。 コートに出た瞬間、体に力が入らなくなることもあったと言い、NBAオールスターゲームのブレイク期間を挟むも、「さすがにちょっとやばい。この状態でプレーしたら本当にバスケができなくなる怖さがあった。チームの人もサポートしてくれた」と言う。渡辺は「グリズリーズには感謝しかない」としつつ、「『試合に出ないよ』と言われたことは、あくまでキッカケになっただけ。限界はもっともっと前にあったんだと思う。それでも自分の中で『絶対20代は逃げない』と決めてた。終わり方はこうなっちゃったけど、夢に向かって最後まで突っ走れた。米国でやり残したことはまじでない」と話した。
報知新聞社