阪神・淡路大震災29年「ともに」……能登半島地震への想い【みんなの防災】
「1.17のつどい」を主催する藤本真一実行委員長は「能登半島地震のことを想われ、あわせて阪神・淡路大震災も忘れずというきっかけになったのがきょうだった」と今年の開催を振り返ります。2019年に始まった東京のつどいは、新型コロナウイルスの影響で2年間取りやめとなり、その後に再開。今年が4回目となりました。 今後必要なことは「続けること。続けていればまだまだ広がる可能性も残っている。どういう状況であれ、続けることが大事」と話しました。来年(2025年)は日比谷公園が再生整備のため、別の場所を探すということです。 阪神・淡路大震災は発生から来年で30年という節目を迎えます。ただ、節目というのはメディア・人が勝手に決めていること。震災の経験や教訓を引き継ぐことは節目にかかわらず、永遠の課題と言えます。そして、地震はこの「地震大国日本」のどこに起こってもおかしくない……その気持ちを新たにしました。(了)