デビュー50周年の太田裕美、年内は治療に専念 「今はしっかり静養に努めたい」
17日に入院加療を発表した歌手の太田裕美が30日、所属レコード会社の公式サイトで年内は治療に専念すると発表した。 太田のコメント全文は以下の通り。 「たくさんのお気遣い、励ましのお言葉、本当にありがとうございます。 地獄の釜の蓋に足を引っ掛けて、危うく中に落ちそうになりましたが、奇跡的なタイミングのよさで、林基弘先生と丸山隆志先生という二人の名医に出会い、切らずに治す最先端の脳治療システム『ZAP―X(ザップ・エックス)』によって、救っていただきました。おかげさまで、まだ生きています。 すでに入院生活も長くなりましたが、覚悟を決めて、今年いっぱいは、周りの人たちに助けてもらいながら治療に専念することにしました。今年11月1日で50周年を迎えますが、それを記念する活動には、来年年明けからあらためて、笑顔で務められるよう、今はしっかりと静養に努めたいと考えています。 ところで、SNS等で私のことを、コロナワクチンのせいでガンになったなどとおっしゃっている方がいるようですが、実は私はコロナワクチンは一度も受けておりませんし、これまでコロナに罹ったことも一度もありません。事実と反することが伝わっていくのはとても悲しいので、やめていただきたいです。 そんなわけで、しばらくはみなさまとお会いできませんが、日々着実に快方に向かっておりますので、どうかご安心ください。 よろしくお願いいたします」 太田は、体調不良で医師の診察を受けたところ、入院加療が必要と診断されたことを17日に発表。具体的な病名などは明かしていなかった。また6月に予定していたライブ2公演の出演も見合わせるとしていた。
報知新聞社