看護師の頭を殴りケガを負わせたとして、当時病院の患者だった住所不定・無職の52歳の男が2月19日、逮捕されました。 　男は去年8月、入院していた札幌市中央区の病院で、50代の男性看護師の頭を殴り、ケガを負わせた疑いがもたれています。 　看護師は「外傷性大脳半球間くも膜下出血」や「急性硬膜下血腫」と診断されました。 　病院関係者から警察に「看護師が殴られてケガをした」との通報があり、警察が調べを進めて男を逮捕しました。 　調べに対し男は「私が看護師を叩いた」と容疑を認めているということです。 　警察は動機など詳しく調べています。 　患者などによる医療従事者への暴力や迷惑行為などを「ペイシェントハラスメント」、いわゆる「ペイハラ」と言いますが、全国的に社会問題となっていて、悪質なケースは刑事事件にも発展しています。