首相、地元要望踏まえた対応指示 石川の豪雨「被災状況注視を」
岸田文雄首相は22日、石川県の豪雨に関し、能登半島地震からの復旧・復興の途上である点も踏まえ、被災状況を注視し、自治体のニーズを把握して対応するよう林芳正官房長官に指示した。首相が訪問先の米国から電話し、その後、林氏が記者団に明らかにした。 林氏は、石川県の馳浩知事とも電話で協議したと説明。「災害応急対策に全力を尽くし、地元と連携して対応する」と述べた。 立候補している自民党総裁選に関しては「首相の臨時代理として災害対応の陣頭指揮に当たるため、総裁選日程への参加を中止する」と語った。