不安でいっぱいの少年描くアニメ映画「オリオンと暗闇」、脚本はチャーリー・カウフマン
「脳内ニューヨーク」「もう終わりにしよう。」で知られるチャーリー・カウフマンが脚本を手がけ、ドリームワークスアニメーションが制作した映画「Orion and the Dark」が「オリオンと暗闇」の邦題で本日2月2日にNetflixで配信された。 【動画】「オリオンと暗闇」海外版予告 原作はエマ・ヤレットによる同名の絵本。主人公は内気で控えめ、そしてひそかに片思いをしている小学生のオリオンだ。一見、普通の少年のようで、オリオンの頭の中は、ハチ、犬、海、携帯電話の電波、下水溝に潜む殺人ピエロ、断崖絶壁から転げ落ちることまで、不安でいっぱい。そして、あらゆる恐怖の中でもっとも怖いのが、毎晩やってくる暗闇だ。ある日、恐れていた暗闇が化身となってオリオンの前に現れる。だが暗闇は夜に怖いものは何もないと証明するために、オリオンをわくわくドキドキの世界旅行へ連れ出してくれる。 「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」や「レゴ(R)ムービー2」などのストーリー制作に関わってきたシーン・チャーマッツが長編デビュー作として監督。「ワンダー 君は太陽」「グッド・ボーイズ」のジェイコブ・トレンブレイがオリオン、「リチャード・ジュエル」やドラマ「ブラック・バード」で知られるポール・ウォルター・ハウザーが暗闇に声を当てた。声の出演には「ブラックパンサー」シリーズのアンジェラ・バセットも名を連ね、「アギーレ/神の怒り」などを手がけた映画監督のヴェルナー・ヘルツォークがナレーションを担当している。 「オリオンと暗闇」はYouTubeで海外版の予告編が公開中。Netflixの作品ページでは字幕版の予告も観ることができる。 (情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ) (c)DreamWorks Animation