4年前には“幻の63” 松山英樹が「第5のメジャー」V候補トップ3に選出
<ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報◇11日◇TPCソーグラス ザ・プレイヤーズ・スタジアムC(米フロリダ州)◇7275ヤード・パー72> 松山英樹のビッグトーナメント制覇を写真で振り返る! 今週の米国男子ツアーは、現地時間14日(木)に開幕。“第5のメジャー”とも呼ばれる同ツアーの旗艦大会で、賞金総額2500万ドル(約37億円)がかけられるビッグトーナメントだ。11日にはPGAツアーの公式ホームページで、恒例の優勝予想ランキング(パワーランキング)も発表された。 その3位には松山英樹の名前が挙げられた。4週前の「ジェネシス招待」で優勝。先週の「アーノルド・パーマー招待」は最終的に12位に終わったものの、優勝争いに食い込み、いい状態のなかコースに入れそうだ。 そして松山といえば、2020年大会での“幻の首位発進”が記憶に新しい。初日に「63」をマークしトップに立ったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で翌日から大会が中止になった。ツアー側も「ジェネシスで優勝する前、最後にトップ10に入ったのは、プレーヤーズでの5位(23年)。TPCソーグラスでのトップ10入りは3回、トップ25入りも6回ある」と、好相性ぶりも認めての選出となった。前評判通りの活躍に期待したい。 1位になったのは、先週のアーノルド・パーマー招待で今季初優勝を挙げた世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー(米国)。今季6戦中5試合でトップ10入りを果たしている“絶対強者”の2週連続優勝という結末が最有力と予想された。「先週のパッティングは5位だったが、ストローク獲得数では右に出る者はいない。数値化できないものまで、とてもバランスが取れている」というのが選出の根拠になる。 2位にはマックス・ホーマ(米国)が続き、3位の松山以降は、4位ジャスティン・トーマス(米国)、5位シェーン・ローリー(アイルランド)、6位ウィル・ザラトリス(米国)と続いていく。なお日本からは久常涼も出場。こちらは優勝候補に挙げられたトップ15には入っていないが、下馬評を覆すようなプレーを見せてもらいたい。 【優勝予想ランキング】※()内は世界ランキング 1位:スコッティ・シェフラー(1) 2位:マックス・ホーマ(8) 3位:松山英樹(17) 4位:ジャスティン・トーマス(24) 5位:シェーン・ローリー(37) 6位:ウィル・ザラトリス(29) 7位:エリック・ヴァン・ローエン(59) 8位:ローリー・マキロイ(2) 9位:ザンダー・シャウフェレ(6) 10位:ラッセル・ヘンリー(22) 11位:アン・ビョンハン(41) 12位:アダム・ハドウィン(46) 13位:サヒス・ティーガラ(19) 14位:パトリック・キャントレー(7) 15位:ビクトル・ホブラン(4)