【プレミア12】高橋宏斗、アメリカ打線相手に奪三振ショー 4回70球を投げ8奪三振無失点
◇21日 「ラグザス presents 第3回 プレミア12」 2次リーグ 日本―米国(東京ドーム) ◆侍ジャパン・高橋宏斗、ライデル・マルティネスとじゃれあう【写真】 日本の先発・高橋宏斗投手(中日)が4イニングで70球、2安打無失点、8奪三振。ベースボールの本場・米国打線を相手に奪三振ショーを披露した。 今大会2度目のマウンドに上がった若き右腕は1番・シンプソンを150キロ中盤の直球2球で追い込むと、最後は146キロのスプリットで空振り三振。続く2番・ショーも直球2球で追い込むと3球目には自己最速タイとなる158キロを記録。ここも最後はスプリットでバットに空を切らすと、3番・リターもスプリットで空振り三振に仕留めて3者連続空振り三振と最高のスタートを切った。 2回には1死から5番・ウィリアムズに左翼線への二塁打を浴びて初めて走者を背負うも、後続を2者連続三振。3回は先頭のオーキーを153キロ直球で空振り三振。9番・クロフォードに左前打を許すも、俊足・シンプソンの打球は二塁へのゴロ。4―6―3の併殺完成で味方の好守もありピンチの芽を摘んだ。 4回は1死から四球で走者を出すも後続を2者連続三振。4回までに70球を投げて、5回からは2番手・隅田にマウンドを譲った。 高橋宏は今大会では15日の韓国戦(台北ドーム)以来、中5日での2度目の登板。その時は4イニングを投げて7安打2失点と本調子ではなかった。
中日スポーツ