新幹線相次ぐトラブル「申し訳ない」 JR東日本 台車枠にひび〈宮城〉
仙台放送
JR東日本は、11月、東北新幹線のパンタグラフの損傷や、東北本線などで使う車両の台車枠でひびが見つかったことについて、11月21日の定例会見で陳謝しました。 JR東日本 高岡崇東北本部長 「列車そのものの構造に関わる部分について、お客さまに色々なご心配、ご不安をおかけした。申しわけないと思っており、おわび申し上げたい」 11月8日、東北新幹線の列車のパンタグラフに損傷が見つかるトラブルがあり、一時、運転が見合わせとなりました。パンタグラフの金具部分は、古川駅近くに落下していたということです。 また、11月、東北本線や仙山線などで運用されているE721系の4両で、車両の下に取り付けられている台車枠で「ひび」が見つかりました。JR東日本によりますと、ひびが見つかった場所はいずれも、先頭車両に取りつけられたスノープラウといわれる板状の除雪装置の接続部分で、何らかの衝撃により損傷した可能性があるということです。 JR東日本の高岡崇東北本部長は、21日の定例会見でひびが見つかった同じタイプの車両49編成98両で、詳細な検査をするとともに、原因究明を進める考えを示しました。 JR東日本 高岡崇東北本部長 「検査には3カ月程度要しますので、その間、見つかった場合については、ひびの修繕を行うし原因の究明を引き続き行いたい」
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