清水和夫のメルセデス・ベンツEクラス考。新型から搭載されたMB.OSに近未来の自動車の姿が見える
国際モータージャーナリスト・清水和夫は「メルセデス・ベンツはやっぱりディーゼル!」と一押しする、新型Eクラス「E220d」に試乗。そして、この新型Eクラスに初めて搭載された新世代 MBUX、ADASの進化を実感しながら、極上のドライブを満喫つつ、メルセデス・ベンツにおけるEクラスの存在意味を考察してみる。 IMPRESSION:清水和夫(Kazuo SHIMIZU)/MOVIE:StartYourEnginesX/ASSIST:永光やすの(Yasuno NAGAMITSU))
清水和夫の推しはディーゼル! E220dステーションワゴン・アヴァンギャルドにSクラスが見えた!?
https://youtu.be/EZhL5losKKc?si=mzaJ5SozUhQI_uVT 新型メルセデス・ベンツEクラスもようやく日本に上陸した。2023年の4月頃、オーストリア行なわれた国際試乗会行ってきたが、その完成度の高さにちょっと驚いたけど、ようやく日本で乗れるってことで楽しみだ。 今乗っているのはE220dステーションワゴン・アヴァンギャルド。エンジンは2.0Lディーゼル。今回、Eクラスは頑張って2.0Lガソリエンジンと2.0Lのディーゼルエンジン、それと2.0Lガソエンジンのプラグインハイブリッド(PHEV)をラインアップ。バッテリーは25.4kWくらいで、EV走行距離が112kmと言っていた。 プラグインハイブリッドはCHAdeMO対応でいいけど、やっぱり燃費だと確かディーゼルがWLTP(Worldwide harmonized Light vehicle Test Procedure/国際調和排出ガス・燃費試験法)モードでこの220dが18km/Lぐらい、ガソリンが14.3km/L。 今回気になったのは4MATIC(4WD)がない。と思ったら、SUVとかAMGで四駆があるが、この後Eクラスのオールテレーンが出てくるので、ソッチに4MATICを特化する感じ。ということで、セダンとステーションワゴンの最初の日本におけるエントリーモデルは、四駆はないFRのみ。