コベルコ神戸スティーラーズ、ブロディ・レタリックと李承信の共同キャプテンを発表。
リーグワン ディビジョン1のコベルコ神戸スティーラーズが、LOブロディ・レタリックとSO李承信が2024-25シーズンの共同キャプテンに就任することを10月18日に発表した。 ブロディ・レタリックは、ニュージーランド代表“オールブラックス”として109キャップの試合出場記録を持ち、2014年には世界最優秀選手に輝いたラグビー史に名を残すレジェンドである。W杯は優勝した2015年から2019・2023年まで3大会に出場している。 母国NZではチーフスなどでプレーし、2020、2021シーズンはトップリーグの神戸製鋼に所属していた。その後NZに帰還し23年W杯までプレーした後、再び神戸Sに戻ってきた。 神戸S復帰初年度の昨季はWTB山下楽平との共同キャプテンに就いており、2季連続で共同キャプテンを務めることになる。 もう一人の共同キャプテンは、5年目のシーズンを迎える李承信が任された。日本代表キャップ18で23年W杯メンバー。10月13日に始動した日本代表活動にはコンディション調整中のため参加していないが、8月下旬から9月下旬にかけて開催されたパシフィックネーションズカップでは、全4試合に出場した。 チームでの登録ポジションはSOだが、昨季はアウトサイドCTBやFBでの出場が多く、複数のポジションをこなせる強みを持つ。2022シーズンから2季バイスキャプテンを務めて以来、チームを牽引する役割を担う。 トップリーグ2018-19シーズンの優勝以降、近年は名門としては物足りないシーズンを送っていた神戸Sだが、昨季は最後までプレーオフ進出の可能性が見え今後への可能性も感じた。世界を知るレジェンドと神戸と日本の未来を担う若武者が率いる新シーズンでの栄光を目指す。 <ブロディ・レタリック コメント> コベルコ神戸スティーラーズファンの皆様、こんにちは。 2024-25シーズンの開幕に向けて、チームと共にハードにトレーニングできることを大変嬉しく思います。今シーズン、スンシン(李 承信)と共にチームを率いることとなりました。開幕に向けてフィールドとジムでどれだけのハードワークをしてきたか皆様にお見せすることが楽しみです。 今シーズンも試合会場で皆様にお会いできることを楽しみにしています。沢山の応援をよろしくお願いいたします <李承信 コメント> 日頃よりコベルコ神戸スティーラーズに熱いご声援をいただきありがとうございます。 今シーズンより共同キャプテンを務めることになりました。歴史あるチームのキャプテンを務めることになり大変光栄に思います。自分自身の成長とともに、チームを優勝へと導けるよう尽力していきたいと思います。スティールメイツの皆様、今シーズンも沢山のご声援よろしくお願いします。