【男子ゴルフ】自身初V プロ12年目の鍋谷太一が涙「辞めようと思ったときもあった」
◇男子ゴルフ・カシオワールドオープンゴルフトーナメント2023 最終日(26日、Kochi黒潮カントリークラブ) 【画像】男子ゴルフ 杉浦悠太選手優勝に王手をかける 男子国内ゴルフツアー「カシオワールドオープン」の最終日が26日高知県で開催。首位タイから出た、プロ12年目の鍋谷太一選手が、トータル-14で自身初優勝をあげました。 首位タイが5人という混戦状態で始まった最終日。鍋谷選手は前半我慢のゴルフが続きます。 スコアが動いたのは7番(Par5)でこの日初めてのバーディーを奪った鍋谷選手。 10番(Par5)でもバーディーを奪うも、続く11番(Par3)でボギーなどで一時は順位を落としてしまいます。 それでも終盤の15番(Par4)、17番(Par4)でスコアを伸ばし、-13アンダー。この時点でトップタイに3人が並んだ状態。 迎えた最終18番(Par5)、60センチの距離を残したバーディーパット。見事沈め天を仰いだ鍋谷選手。優勝直後かぶっていた帽子で涙を隠しました。 見事バーディーを奪い抜け出した鍋谷選手。この日は5バーディー1ボギーで、ツアー初優勝を成し遂げました。 「最後のパットがえげつないほど長く見えて本当に緊張した。入れた瞬間泣かないだろうなと思っていたんですけど、入れた瞬間やばいほど出てきて今は信じられない気持ち」と歓喜の瞬間を振り返りました。 16歳でプロ宣言し、高校に通いながら技術を磨いてきた鍋谷選手。 「プロゴルファーを辞めよう思ったときもあった。それを乗り越えてこういう(優勝の)瞬間があると信じて頑張ってやってきてよかった」