テヘランのビルにイラン製ミサイルの巨大壁画 イスラエルを牽制か
イランの首都テヘラン中心部のビルに、イラン製の様々なミサイルを描いた巨大な壁画が登場した。「イスラエルはクモの巣より弱い」との言葉も記されている。イランのミサイル攻撃などを受けたイスラエルの報復を、強く牽制(けんせい)する意図があるとみられる。 【写真】テヘラン中心部にあるパレスチナ広場のビルに描かれた壁画。ミサイルに引き裂かれるイスラエル国旗の上に、「次の平手打ちはもっと強い」とペルシャ語で記されている=2024年4月14日、佐藤達弥撮影 16日、テヘラン中心部のバリアスル広場。高層ビルの壁面に、発射を待つかのように地面に立てられた20発以上のミサイルが描かれていた。 中央にそびえ立っているのは、イランが開発したとされる極超音速ミサイル「ファタハ」だ。国営メディアはファタハについて、「どんなミサイル防衛システムでも突破できる」と主張している。
朝日新聞社