【日本株】“株価と配当が10倍”になる可能性を秘めた「高成長株」2銘柄! 6期連続増配中の「富士古河E&C」、7年で配当13倍の「ロードスターキャピタル」に注目!
【日本株】今後10年で「株価も配当も10倍」を狙える増配傾向の成長株は「富士古河E&C」と「ロードスターキャピタル」の2銘柄! 【図版】配当が7年で13倍になった銘柄 ●データセンターやEV関連で伸びる「富士古河E&C」と、 不動産関連事業を手掛ける「ロードスターキャピタル」に注目! この10年で配当とあわせて株価が並外れて伸びた銘柄は、企業規模がコンパクトな高成長株が多かった。「そこに『増配傾向』の条件を加えれば、配当、株価ともに10倍達成の確率が高まる」と指摘するのは、株式コメンテーターの岡村友哉さんだ。 利益を伸ばしながら配当も増やしている高成長企業は、ビジネスモデルが強固であることが多い。そこで、以下では「大幅増配の実績がある」「時価総額1000億円未満」という条件を満たす「配当&株価10倍株」候補の高成長株2銘柄を紹介していこう(※以下、株価などのデータは4月4日時点。銘柄選定は岡村さん)。 一つ目の銘柄は、6期連続の増配で、さらなる還元策強化を図る富士古河E&C(1775)だ。 富士古河E&Cは創立100周年を迎えた老舗企業。電気や空調、情報通信を中心とした建築設備・社会インフラ工事を展開する。半導体やロボット関連の大口案件を獲得し、通期の業績予想と配当の上方修正を発表。これから発表予定の次期中期経営計画で、株主還元策の強化に期待したい。今後はデータセンター・EVを中心としたデジタル関連の設備投資などによって、業績成長が継続すると予想する。 二つ目の銘柄は、配当が7年で13倍になったロードスターキャピタル(3482)だ。 ロードスターキャピタルは不動産投資と不動産特化型クラウドファンディングが両輪。創業以来、12期連続で増収増益となる見通し。オフィスやホテルなどの不動産に年200億円規模で投資しながら、経営基盤を強化してきた。中長期的には、インフレに伴う賃料や物件価格の上昇が期待できる。2017年の上場以降、毎期増配を続けており、7年で配当は13倍になった。今後も積極的な不動産事業の拡大で、増益と配当拡大へ。
ザイ編集部
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