ロンブー田村亮が完全独立…「闇営業問題」で岡本社長に“反旗”の芸人は「所属ゼロ」の粛清感
お笑いコンビ『ロンドンブーツ1号2号』の田村亮が自身のユーチューブを更新し「【ご報告】ロンドンブーツ1号2号より」という動画を投稿。吉本興業とのエージェント契約を年内で終了することを明かした。今後亮は自身の会社でタレント活動を行うが、ロンドンブーツのコンビは継続する。 【戦慄!思わず二度見】ド迫力満点…ロンブー亮、宮迫ら芸人たちの「反グレとの闇営業」写真 動画では相方の田村淳とともに吉本の劇場で椅子を2つ置いて、暗い照明の中 「ロンドンブーツから皆さんにお知らせがありまして。この度、田村亮さんが吉本興業のエージェント契約を終了して完全にフリーになるという決断をされました」 と報告した。 きっかけはやはり4年前の闇営業騒動だ。カラテカの入江慎也が中心となり、参加した宮迫博之や田村亮など複数の芸人が取り沙汰された。 長期間の謹慎を経て沈黙を破ったのは宮迫と亮だった。 吉本の許可を得ずに独自で会見を開き、岡本昭彦社長のパワハラなどを訴えた。会見で“謝罪したい”という訴えは認められず強行して涙ながらに吉本幹部の圧力を暴露した。 会見では、吉本サイドの弁護士が 「2人が弁護士をつけたことを上層部は悲しがっている」 「ファミリーなのに」 と言ってきたといい、亮は 「ファミリーなら、僕は子供。子供が正しいこと、本当に悪いことを謝ろうとしているのを止めるのが親ではない。それをやられて不信感しかなくなってしまった」 と号泣した。
それを受け「極楽とんぼ」の加藤浩次は当時『スッキリ』の放送中に激高。大﨑洋元会長や岡本社長に“退陣”を堂々要求し、さもなければ“吉本を辞める”とオンエア中に宣戦布告した。そのスタジオにいた近藤春菜も涙を流し幹部を批判した。 「その後、加藤さんは吉本初のエージェント契約となった。実はその裏で人知れず春菜さんも吉本からエージェント契約にさせられていた。公になったのはずいぶん後。やはり上層部にケンカを売ったら見せしめのようにこうなるんだと、吉本の凄みを感じました。 加藤さんはそのエージェント契約すら終了となり、今では完全にフリー。春菜さんはエージェント契約となっています。スッキリも終了しましたし、世間から批判が集まらないように吉本が絶妙に“粛清”しているように感じますが……」(ワイドショー関係者) 宮迫、亮、加藤は完全に吉本を離れ、吉本との関係がかろうじて残っているのは春菜のみだ。 ロンドンブーツは闇営業騒動後も相方の淳が吉本との間に入り、「株式会社ロンドンブーツ」という会社を設立することでコンビの仕事を受けていた。淳は亮を吉本に戻すことが目標だったというが亮の意思は固く断念せざるを得なかったという。 「亮さんと岡本社長の溝はかなり深い気がします。亮さんが会見をしたあと岡本社長も謝罪会見をするハメになり、マスコミから集中砲火を受け“ボコボコ”にされるという醜態を晒した。お互い心の片隅で“あいつだけは許せない”という遺恨が今もあるようです。 亮さんはロンドンハーツ以外には得意な釣りのレギュラー番組などはありますが、フリーで今後どれだけ“営業”できるかがポイント。吉本在籍時よりギャラは安めに設定できるので、テレビ局からするとコスパはいいかもしれません」(同・ワイドショー関係者) ついに吉本から旅立つことを決めた亮。どんな船出となるのだろうか――。
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