「イデオロギーが絡んでいる」参政党、選択的夫婦別姓に反対表明
参政党の神谷宗幣代表は27日、国会内で記者会見し、立憲民主党などが導入を図ろうとしている選択的夫婦別姓制度に反対する考えを示した。反対理由として「そもそも国民がそんなに望んでいない。データの取り方によるが、2、3割ぐらいしか(導入を)求めていない」と指摘し、「選択的といいながら親の姓が違った場合は、子供は強制的にどちらか選ばされる。子供にとって決していいことではない」と訴えた。 神谷氏はさらに「日本の伝統的な価値観や家族制度、戸籍制度にかかわる。もっと言えば皇室の問題、国の根幹にかかわる問題だ。外国がどうしているかは関係ない」とも強調。「国民が望んでいないことを無理やり政治的にやろうということは、何らかのイデオロギーが絡んでいる」と指摘した。