《めっちゃ簡単》実はとても簡単だったベイトリールのメンテナンス方法を徹底解説！
ステップ2-1：注油＆グリスアップ（DCモデル）
乾燥後、リールに付属されている取扱説明書通りに注油を行います。使用するのはシマノ純正の『リールスプレー オイル』と『リールスプレー グリス』の2種類で、注油する部分によって使い分ける必要があります。 乾燥時に締めてあったドラグを緩めたら、各稼動箇所に注油を行います。まずはハンドルノブ軸部分に『リールスプレー グリス』を適量吹きます。ノブを回してグリスをなじませたら、余分なグリスは拭き取ってください。 DCユニットのセンターキャップをマイナスドライバーで外すと、スプールベアリングが現れます。ここには『リールスプレー オイル』を吹き付けます。余分なオイルをティッシュなどで拭き取り後、センターキャップを戻します。 さらにDCブレーキ搭載リールの場合は、スプールを外すためにはDCユニットを取り外す必要があります。DCユニットを本体に固定している左右のネジを、プラスドライバーで外します。ネジ山をナメないように注意しましょう。 DCユニットおよびスプールを取り外したら、スプール軸に『リールスプレー オイル』を吹き付けます。スプール軸は長い方、短い方の両方に適量を吹き、余分なオイルはティッシュなどで拭き取りましょう。 スプールを本体に戻し、その上から再びDCユニットを取り付けます。この際、ネジを固く締め付けすぎるとネジ山をナメたりすることもあり、最悪の場合は取り外せなく場合も考えられるので適度な締め付けを心掛けましょう。 専用工具を使ってキャストコントロールのツマミを外すと、ハンドル側のスプールベアリングが現れます。ここにも『リールスプレー オイル』を適量注油します。吹き付けすぎた場合は余分なオイルをティッシュなどで拭き取りましょう。
ステップ2-2：注油＆グリスアップ（遠心ブレーキモデル）
SVSインフィニティ搭載リールの場合は、スプールを取り外したらスプール軸の長い方、短い方の両方に適量の『リールスプレー オイル』を吹き付けます。なお、長い方にはスプールベアリングがあるので、ここにも注油します。 パーミングカップ側にもスプールベアリングが搭載されているので、こちらにも『リールスプレー オイル』を適量吹き付けます。余分なオイルはティッシュなどで拭き取り、余計な抵抗にならないようにしましょう。 SVSインフィニティブレーキパイプにも、『リールスプレー オイル』を吹き付けます。綿棒などを使ってオイルを全体になじませたら、ティッシュなどを使って余分なオイルを拭き取ってください。 スプールを本体に戻し、パーミングカップを閉めたらメンテナンスは完了です。なお、本格的なオーバーホールは1年に一度を目安に、販売店を通じてメーカーに依頼しましょう。使用頻度が高い方は、半年に一度でも良いかもしれません。
