鏡野町長選に出馬表明 新人で元会社員の福島剛氏 「町政を中から変えたい」/岡山・鏡野町
任期満了に伴う来春の岡山県苫田郡鏡野町長選に、新人で元会社員の福島剛氏(48)=同町上森原=が6日、無所属で立候補する意向を明らかにした。出馬表明は福島氏が初めて。
記者会見で、「町民の立場に立って接する職員を育て、町政を中から変えたい」と意気込みを語った。2005年の町村合併に伴う町長選から5期連続で現職が町政をにぎる現状に対し、「人事が硬直している。現状の役場の業務内容を把握した上で、組織を改編し行政機能の効率化を図る」と強調した。
主な公約に、課長級を減らすなど役場各課の再編、SNSを活用した町のPR強化、若手職員の育成などを掲げる。
福島氏は、大阪府東大阪市出身。関西大卒、同大大学院修了後、電子部品製造会社などに勤務。
現職で5期目の山崎親男氏(71)の任期は来年4月9日まで。現時点で出馬の態度を明らかにしていない。
町長選と町議選(定数13)は3月25日告示、30日投開票。
津山朝日新聞社