【ステイヤーズS】連覇を狙うアイアンバローズが登録 マンハッタンカフェ産駒ダンディズムにも注目
昨年のステイヤーズS勝ち馬アイアンバローズ(牡7歳、栗東・上村洋行厩舎)が、同レース連覇を狙う。同馬は昨年のステイヤーズS優勝後、有馬記念11着、レッドシーターフH(サウジアラビア)12着、ドバイゴールドC(UAE)8着と大敗が続いているが、昨年制したレースで1年ぶりの勝利を挙げることができるだろうか。なお、アイアンバローズには昨年も騎乗した石橋脩騎手が騎乗予定だ。 アイアンバローズはステイヤーズSで3勝を挙げているオルフェーヴル産駒だ。同産駒はステイヤーズSに初めて出走した2020年以降、毎年同レースで連対しており、今年はアイアンバローズとミクソロジー(牡5歳、栗東・辻野泰之厩舎)の2頭が出走する予定だ。 また、前走の福島記念で3着に入ったダンディズム(セン8歳、栗東・野中賢二厩舎)は、JRAの現役馬で唯一のマンハッタンカフェ産駒だ。マンハッタンカフェは現役時代、菊花賞、有馬記念、天皇賞・春と芝2500メートル以上のGⅠで3勝を挙げ、主に長距離戦で活躍したが、同産駒はステイヤーズSでは未勝利で、09年マサライトの5着が最高成績だ。マンハッタンカフェ産駒がJRA重賞を勝てば、20年北九州記念のレッドアンシェル以来4年ぶりとなるが、ダンディズムは8歳にして初の重賞タイトルを手にすることができるだろうか。同馬には戸崎圭太騎手が騎乗予定だ。