マジックが第4クォーター開始時の22点差から大逆転勝利…アンソニーが35得点と大暴れ
12月22日(現地時間21日、日付は以下同)。3連敗中のオーランド・マジックが、ホームのキア・センターでマイアミ・ヒート戦に臨んだ。 【動画】ヒート相手に大逆転勝利を収めたマジックのハイライト! ヒートはジミー・バトラー、マジックはパオロ・バンケロ、フランツ・ワグナーの欠場に加え、控えビッグマンのモリッツ・ワグナーが第1クォーター途中にヒザを負傷して途中退場、先発のウェンデル・カーターJr.も第2クォーター中盤にテクニカルファウル2回で退場する事態に。 するとヒートは第2クォーター残り5分17秒でこの試合最大となる25点リード(63-38)を奪う。第3クォーター終了時点でも22点差(106-84)をつけて第4クォーターを迎えた。 ところが、最終クォーターに入ってマジックが猛反撃。コール・アンソニーのダンクを皮切りにホームの声援を味方につけてジェット・ハワードやトレベリン・クイーンが躍動。残り2分43秒にケンテイビアス・コールドウェル・ポープのジャンパーで逆転すると、そこからリードを許さず、最後の12分間を37-8と圧倒したマジックが最終スコア121-114で大逆転勝利。 マジックでは後半だけで27得点と爆発したアンソニーがゲームハイの35得点9アシストに8リバウンド、コールドウェル・ポープが24得点2ブロック、ゴガ・ビタッゼが18得点13リバウンド2ブロック、アンソニー・ブラックが10得点を残し、イースタン・カンファレンス4位の18勝12敗とした。 『AP』によると、マジックの25点ビハインドからの大逆転勝利はフランチャイズ史上最多タイ記録。1989-90シーズンにNBAへ参入し、3試合目となった1989年11月9日のクリーブランド・キャバリアーズ戦以来の快挙に。 一方のヒートは、バム・アデバヨ(23得点6リバウンド2スティール)、テリー・ロジアー(23得点5リバウンド)、タイラー・ヒーロー(22得点6リバウンド5アシスト)と3選手が20得点以上を残すも3連敗となり、イースト6位の13勝13敗となった。
BASKETBALL KING