狭すぎて開発頓挫の「鍾乳洞」 半世紀前の“ロマン”が30年の時を経て実現!? 奥三河の「洞窟探検ツアー」に密着
ゴールまであと少しの場所まで来ましたが、ここから先が最後の難所。一番の難所は「ほぼ垂直の上り」です。 達彦さんは待機し、崇太さんが難所にチャレンジすることに。水分で体が滑る中、肩幅より狭い岩の間を縫うように進みます。 ■洞窟を進むこと2時間…ゴール地点には絶景が! 難所をクリアした崇太さんは、別の広い道から合流した達彦さんと一緒にゴールへ! ゴールの絶景は、ライトアップされた「地底湖」。水と岩が長い年月をかけて作った神秘的な光景です。 後日、松下さんを訪ねると、愛知県新城市の山奥に。まだ知られていない奥三河ならではの自然の豊かさが伝えられる場所を探しているのだとか。 見据えているのは、鍾乳洞を起点とした奥三河全体の活性化です。 この日は、天然のウォータースライダーが楽しめそうな場所を発見。 きれいな川に飛び込み、松下さんの心は躍ります。新しいツアーの候補地が、また一つ増えました。 (asobibito・松下剛士さん) 「(奥三河には)川も洞窟もいい所があるんだよと、発信していければ」 奥三河地域の豊かな自然の魅力。半世紀前に「多くの人に知ってほしい」と願った男性の熱意は、時を経て形になりつつあります。 CBCテレビ「チャント!」2024年6月4日放送より
CBCテレビ