「首里城を3度救った」香川県出身の沖縄文化研究家・鎌倉芳太郎の型絵染作品展 高松市
KSB瀬戸内海放送
沖縄県の首里城を3度救ったといわれる香川県出身の沖縄文化研究家で、型絵染(かたえぞめ)の人間国宝認定者・鎌倉芳太郎の作品が香川県立ミュージアムで展示されています。 【写真】四季折々の山々が染められた着物
香川県立ミュージアムで開催されている展覧会「美術を探求 ギモンにせまる」には、香川県三木町出身の鎌倉芳太郎の型絵染の作品が展示されています。 この日は、鎌倉芳太郎顕彰会のメンバー約30人が作品を見学しました。 四季折々の山々が染められた着物や本当に船が揺れているような動きのある着物が展示されています。 (香川県立ミュージアム/窪美酉嘉子 主任専門学芸員) 「二十歳の人だったら振袖とか着たりしますけどそれとはまた違う染めの技法で作られているので、色の美しさとか模様の楽しさそういうものをじっくりご覧いただけたら」 鎌倉芳太郎は沖縄独特の染物「紅型(びんがた)」などを調査研究していて、型絵染の人間国宝にも認定されています。 (鎌倉芳太郎顕彰会/佃昌道 会長) 「こんなに間近で見ることはなかなかないし、これからも多分見られないと思うので本当に良かった」 この展覧会は11月10日まで開かれています。
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