1軍でも輝けるか…中日、ファームで躍動している選手(1)立浪監督の下で“レギュラー奪取”は
プロ野球の世界では、熾烈な一軍争いが繰り広げられる。昇格に向けては二軍での数字が判断材料になるだけに、ファームでの活躍が求められることとなる。また、若手選手にとっては、今季の二軍成績が来季の一軍起用につながるケースもあるだろう。ここでは今季ファームで躍動している中日ドラゴンズの選手を紹介したい。(※今季成績は9月13日時点)
樋口正修
・投打:右投左打 ・身長/体重:177cm/75kg ・生年月日:1998年11月17日 ・経歴:北本高 - 駿河台大 - BC・埼玉 ・ドラフト:2022年育成選手ドラフト3位 ルーキーイヤーから持ち前の俊足でアピールに成功し、支配下登録を勝ち取った樋口正修。プロ2年目の今季は、打撃でも成長を見せている。 埼玉武蔵ヒートベアーズでは、主に二塁手として活躍。50メートル5秒台のスピードを持ち、2022年育成選手ドラフト3位で中日ドラゴンズに入団した。 ルーキーイヤーは開幕から二軍で出場を続け、7月末に支配下契約を奪取。同年に一軍昇格も果たし、代走を中心に7試合に出場した。 ただ、二軍では104試合に出場して8盗塁を記録したが、打率.203と打撃が課題となった。 それでも今季は、二軍でここまで81試合に出場し、打率.271、1本塁打、19盗塁の好成績をマーク。夏場に一軍へ昇格すると、7月11日のDeNA戦でプロ初盗塁を成功させた。 一方で、一軍では代走での起用がメインとなり、6試合の出場にとどまっている。残り試合で再び一軍に昇格し、今度はプロ初安打を放ちたい。
ベースボールチャンネル編集部