（写真：アニメ！アニメ！）

不朽の名作『赤毛のアン』が「アニメーションシリーズ『アン・シャーリー』」としてアニメ化され、NHK Eテレにて2025年4月より放送される予定であることがわかった。『すずめの戸締まり』や『君の名は。』などに携わったアンサー・スタジオが制作する。発表に伴い、番組ロゴと一部ビジュアルも公開された。 【フォト】アニメーションシリーズ『アン・シャーリー』場面写真はコチラ モンゴメリ著・村岡花子訳による原作の『赤毛のアン』シリーズは、カナダの美しい小島プリンス・エドワード島のアヴォンリーで、マリラとマシュウに引き取られた孤児のアンを主人公とする物語が紡がれる。アンは11歳までの辛い境遇を補ってきた圧倒的な想像力と美しい心により、周りの人の心も変えていく。そこに息づく大自然の美しさと人々の心情の描写によって、日々の小さな幸せと愛の温かみが沁み伝わってくる作品だ。 日本でも1952年に翻訳版が出版されて以来、70年以上にわたって愛されてきた不朽の名作として知られる。今なお色褪せないこの物語が、このたびアニメーションシリーズ『アン・シャーリー』として新たな青春物語となって蘇る。 アニメーション制作は、『すずめの戸締まり』や『君の名は。』などの作品に携わり高い制作クオリティを持つアンサー・スタジオが手掛ける。世界で一番美しいと言われている実在の島プリンス・エドワード島を舞台に、アンやダイアナたちが美しい自然と共生し、生き生きと躍動する姿をその高いアニメーション制作力で魅力的に描き出す。 また本作は、アン・シャーリーの少女から女性への成長を、「アンとマリラ、マシュウという新しい家族の絆」、「アンとダイアナの友情」、「アンとギルバートのロマンス」という要素を3本の柱として描く青春物語となるとのことだ。 原作“Anne of Green Gables”が出版されてから100年を過ぎた今もなお、人が生きていく上で大切にすべきことが変わらずに存在する『赤毛のアン』。日々の小さな幸せに気付き、明るく過ごすためのきっかけになる、子どもから大人まで幅広い層が楽しめるアニメ『アン・シャーリー』に期待が高まる。 不朽の名作『赤毛のアン』を原作とする「アニメーションシリーズ『アン・シャーリー』」は、NHK Eテレにて2025年4月より放送予定。 アニメーションシリーズ『アン・シャーリー』 2025年4月NHK Eテレにて放送開始予定 原作：モンゴメリ著・村岡花子訳「赤毛のアン」シリーズ（新潮文庫刊） 　　　『赤毛のアン』『アンの青春』『アンの愛情』 （C）アン・シャーリー製作委員会