友梨さん両親ら情報求めチラシ配布 不明21年、報奨金期間を延長
大阪府熊取町で2003年5月、当時小学4年生だった吉川友梨さん(30)の行方がわからなくなった事件で、友梨さんの両親や府警の捜査員ら約25人が2日朝、足取りが途絶えた現場に近いJR熊取駅などで情報提供を求めるチラシを配った。 【画像】大阪府警が今年公開した吉川友梨さんの似顔絵。子どもの行方不明事件の捜査を続ける群馬県警の「スペシャリスト」が描いた、30歳になった友梨さんの似顔絵は…… 事件をめぐっては、有力な情報提供者に上限300万円を支払う「捜査特別報奨金」の応募期間が今月、来年7月1日まで1年間延長された。両親の永明さん(63)と美和子さん(63)は午前7時ごろから、友梨さんが30歳になった推定似顔絵が入ったチラシを通勤客らに配っていた。 長期未解決事件を担当する府警捜査1課の斯波(しば)哲平警視は「皆さまからの情報を得て、1日でも早く友梨さんを発見する。ささいなことでもご連絡を」と話した。情報提供は泉佐野署捜査本部(072・464・1234、yuri@police.pref.osaka.jp)へ。(宮坂知樹)
朝日新聞社