細江純子のフィリーズレビュー注目馬 1ハロンの距離短縮はイメージにぴったり！
【細江純子=コラム『ホソジュンの幸せ馬房』】 ◆フィリーズレビューの注目馬 3月に入り、先週は新人騎手のデビューや引退を迎えた調教師の方々に伴っての厩舎解散も…。そして今週は新規厩舎の開業と、この時期はピリオドとスタートの両者が交わる季節。1年の早さを感じると同時に、個人的には今月の12日で49歳を迎えます。 【写真】コラソンビートのこれまでの軌跡 早生まれの特権とも言えますが、同級生たちの多くは今年50歳。オギャーと産まれ、半世紀。何だか感慨深いものがあります。 振り返ると、中学時代から騎手を目指し高校卒業と同時に競馬学校へ。学校生活を入れると約10年で騎手生活にはピリオド。 その後、武豊騎手のアドバイスに加えサポートも頂き、ホースコラボレーターとなって23年。 もともと10年スパンで物事を考えてきた私にとって第2の職業となったホースコラボレーターが早20年以上とは。しかも、もともとは競馬の世界に別の夢を抱いていたところもあり、正直、複雑なところも…。 また競馬＆呑み仲間でもある1人は、50歳を期に、以前から抱いていた夢の為、今月いっぱいでレギュラー番組を終了し関西への移住を決めた方も存在。1つのことを長く追い求めることもステキと思える一方で、人生に区切りをつけて歩むことも1つの美学。誕生日月と半世紀ということもあってか、私も今後の人生をどう選択していくか？ 真剣に向き合う時がきている気はしています。 さて話を競馬に。 今週は阪神でフィリーズレビューとなりますね。軸は人気となりそうですが、コラソンビート。阪神JFでも本命にしましたが、正直マイルは1ハロン長いと感じていたところも。 それでも3着となった走りに能力の高さを感じると同時に、改めて1400mがベストと思える一戦でした。 今回はその1400m。しかも栗東入厩し、坂路中心に調整。期待します。 相手には、こちらも距離短縮がプラスのカルチャーデイ。スピード力に加え、追いきりでの動きも軽快。デビュー時から一貫して酒井学騎手という点にも魅了されます。 あとは阪神JFでは外枠に泣いた印象のドナベティ、阪神内回り1400mが合いそうなオメガウインク、そして内目の枠に入ればセシリエプラージュまで。 それでは皆さん、日曜午後3時はフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。 ホソジュンでしたぁ。 (文=細江純子)
