津田学園 豚汁でパワーアップ 保護者炊き出し /三重
津田学園(桑名市)の選手たちは寒空の下、センバツ本番を目指して練習に打ち込んでいる。そんな野球部員約50人に17日、保護者らから野菜がたっぷり入った特製の豚汁400食とおにぎりが振る舞われた。 部員の保護者約90人が、おにぎりや自宅の畑で収穫した野菜を持ち寄った。用意した材料は白菜4株、大根10本、ネギ30本、にんじん50本、里芋100個、豚肉4キロなど。選手たちは出された豚汁をすぐ平らげ、お替わりを求めて列を作っていた。 大音壱汰選手(2年)は「寮生活なので、久しぶりに食べる親の手料理に愛情を感じる」と笑顔。母由美さん(48)は朝5時半に自宅のある福井県敦賀市を出発して駆けつけた。「普段なかなか応援に来られないので、炊き出しに参加できて良かった」と話した。 佐川竜朗監督は「選手たちは、サポートしてくれる親への感謝の気持ちを感じたのでは」と話していた。【谷口豪】 〔三重版〕