アンジェリーナ・ジョリー “引退報道”に『特別な役があれば…』
ディズニー映画『マレフィセント』(7月5日公開)に4年ぶりの主演として出演しているアンジェリーナ・ジョリー。ハリウッドで“最も稼ぐ女優”の1人として、輝かしいキャリアを積んでいるが、一部では女優活動からの引退も報道されている(引退否定発言も)。“ハマり役”と言われている『マレフィセント』への思い、そして今後の女優活動とはーー。
「私には、やりたいことがたくさんある。映画の制作側に携わることもそうだし、慈善活動もそう」と、今後のキャリアについて、力強い口調で話したとアンジー。ハリウッドで輝かしいキャリアを築き上げた女優へ執着するつもりは一切ないという。その一方で、「2~3本の作品には出ると思う。どうしても参加したい特別な作品があれば出演したいと思う」と、“引退”という言葉どおりではないが、これまでのような第一線から退くことつもりでいることを明かした。「今は演技をする上では、『これをやりたい』と選べる立場になっている。でも、若い頃はそうではなかった。これからは『マレフィセント』のように本当にやりたいことをやっていきたい」と、今後、出演したいという作品に出会えたなら、これまで以上に意義を持たせていく。 『マレフィセント』は、『眠れる森の美女』のアナザーストーリーで、オーロラ姫に永遠の眠りの呪いをかけた、邪悪な妖精マレフィセントを主人公に描かれている。アンジーとマレフィセントは、さまざまな点でリンクするところが多いと言われており、『マレフィセント=アンジェリーナ・ジョリー』と言われるほどのハマり役だ。アンジーは主役を演じただけでなく、製作総指揮も行っている。それほど、アンジーにとって“特別”な作品だという。「ディズニーが主人公を“悪役”にしたことは、大胆だと思ったし珍しいことだと思った。それだけじゃなくて、今回の作品はメッセージ性もある。外見で判断され、いじめがあったりする子供たちへのメッセージでもあり、女性らしさも描かれている」と、本作の魅力を説明した。