チェコとスロベニアが決勝トーナメントに進出、ベスト4が出揃う [ビリー ジーン・キング・カップ/テニス]
チェコとスロベニアが決勝トーナメントに進出、ベスト4が出揃う [ビリー ジーン・キング・カップ/テニス]
女子テニスの国別対抗戦「ビリー ジーン・キング・カップ by ゲインブリッジ ファイナルズ」(スペイン・アンダルシア州セビリア/11月7~12日/室内ハードコート)の大会4日目は各グループのラウンドロビン(総当たり戦)第3戦が行われ、決勝トーナメント進出の4チームが出揃った。 ~女子テニスのワールドカップ!~2023ビリー ジーン・キング・カップ by GAINBRIDGE|トーナメント表 グループAのチェコが2連勝を飾って首位通過を決め、グループBのカザフスタン&グループCで第3シードのスペイン&グループDで第4シードのフランスは1勝目を挙げた。 3チームが1勝1敗で並んだグループBは、セット取得率で上回ったスロベニアが1位となった。準決勝ではチェコがカナダと、スロベニアはイタリアと対戦する。 ビリー ジーン・キング・カップは男子のデビスカップと同様に国際テニス連盟(ITF)が主催する女子テニスの国別対抗戦で、2020年に採用された新フォーマットでは12ヵ国が3チームによる4グループに別れて総当たり戦を行ったあと各グループの1位4チームが決勝トーナメントに進出して優勝チームを決定する。試合は原則としてベスト・オブ・3セットマッチ(ダブルスは第3セット10ポイントマッチタイブレーク)で行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で争われる。 イギリス・グラスゴーで開催された昨年の大会では、決勝でスイスがオーストラリアを2勝0敗で下して初の世界一に輝いた。 ※[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Ret.は途中棄権 <大会4日目◎11月10日|グループステージ試合結果> ■グループA チェコ(2勝0敗)2-1 アメリカ(1勝1敗) S2 ●カテリーナ・シニアコバ 3-6 2-6 ○ダニエル・コリンズ S1 ○マルケタ・ボンドルソバ 6-1 6-1 ●ソフィア・ケニン D ○バーボラ・クレイチコバ/カテリーナ・シニアコバ 6-3 7-5 ●ダニエル・コリンズ/テイラー・タウンゼント 【グループA|最終順位】 1位 チェコ:2勝0敗(マッチ5-1、セット10-3) 2位 アメリカ:1勝1敗(マッチ4-2、セット8-5) 3位 スイス:0勝2敗(マッチ0-6、セット2-12) ■グループB カザフスタン(1勝1敗)2-1 スロベニア(1勝1敗) S2 ●アンナ・ダニリナ 1-6 0-6 ○カーヤ・ユバン S1 ○ユリア・プティンセバ 2-6 6-2 Ret. ●タマラ・ジダンセク D ○アンナ・ダニリナ/ジベック・クランバエワ 2-6 6-4 [10-7] ●ベロニカ・エルヤベツ/エラ・ミリッチ 【グループB|最終順位】 1位 スロベニア:1勝1敗(マッチ3-3、セット9-6) 2位 カザフスタン:1勝1敗(マッチ3-3、セット7-8) 3位 オーストラリア:1勝1敗(マッチ3-3、セット6-8) ■グループC スペイン[3](1勝1敗)2-1 ポーランド[WC](0勝2敗) S2 ○レベッカ・マサロバ 2-6 6-3 6-2 ●カタジーナ・カバ S1 ○サラ・ソリベス トルモ 7-6(5) 6-3 ●マグダ・リネッテ D ●マリーナ・バソルス リベラ/クリスティーナ・ブクサ 0-6 7-6(2) [3-10] ○カタジーナ・カバ/マルティナ・クブカ 【グループC|最終順位】 1位 カナダ:2勝0敗(マッチ6-0、セット12-1) 2位 スペイン:1勝1敗(マッチ2-4、セット5-9) 3位 ポーランド:0勝2敗(マッチ1-5、セット4-11) ■グループD フランス[4](1勝1敗)3-0 ドイツ(0勝2敗) S2 ○クララ・ビュレル 6-4 6-3 ●ユレ・ニーマイヤー S1 ○バルバラ・グラチェワ 0-3 Ret. ●タチアナ・マリア D ○カロリーヌ・ガルシア/クリスティーナ・ムラデノビッチ 5-7 6-3 [10-1] ●ユレ・ニーマイヤー/ラウラ・シグムンド 【グループD|最終順位】 1位 イタリア:2勝0敗(マッチ5-1、セット11-5) 2位 フランス:1勝1敗(マッチ4-2、セット10-6) 3位 ドイツ:0勝2敗(マッチ0-6、セット2-12)
テニスマガジン編集部