【読売マイラーズＣ】ソーヴァリアント復活へ大竹調教師「この馬としては動けていた」
◆第５５回読売マイラーズＣ・Ｇ２（４月２１日、京都競馬場・芝１６００メートル、１着馬に安田記念の優先出走権） 【データで見る】ソーヴァリアントの血統、戦績 ２１、２２年チャレンジＣ連覇の実力馬ソーヴァリアント（牡６歳、美浦・大竹正博厩舎、父オルフェーヴル）が復活を期す。１週前追い切りは３頭併せの内に入り、最後の直線では、僚馬のグランベルナデットと併せる形で力強く末脚を伸ばし、ラスト１ハロンは１０秒９。大竹調教師は「ラスト１ハロンけっこう出たね。この馬としては動けていた」と手応え。１馬身遅れは取ったものの、上昇の兆しをうかがわせた。 今回は２走前のマイルＣＳ（１２着）以来のマイル戦投入。トレーナーは「ゲートをつまずくように出て、リカバリーしたら（ハミを）噛んでしまった。流れが後ろ（の馬）に向いたのもある」と敗因を分析する。前走の中山記念は馬体重を２２キロと大きく増やし、「久々で少し余裕があったかな」と大竹師。淀のマイルで実力を証明する一戦となる。
報知新聞社
