「NMB48劇場」で卒業公演をおこなったNMB48・渋谷凪咲（12月27日・大阪市内）　©NMB48

ＮＭＢ４８・渋谷凪咲の卒業公演『なぎさ前で待ち合わせやで♡』が１２月２７日、ホームグラウンドの「ＮＭＢ４８劇場」（大阪市中央区）でおこなわれ、１１年間のアイドル活動に幕を下ろした。 【写真】「指切り」ポーズで再会を誓った渋谷凪咲 この日の公演には、渋谷のほか、石田優美、泉綾乃、瓶野神音、川上千尋、小嶋花梨、佐月愛果、田中雪乃、平山真衣、福野杏実、松岡さくら、松本海日菜の１２人が出演。渋谷のセンター曲『夢中人』にはじまり、研究生時代に歌っていた『Ｂｌｕｅ ｒｏｓｅ』など、思い入れの深い楽曲を次々と披露した。 本編ラストは、渋谷がセンターをつとめる最新シングル『渚サイコー！』で盛り上げ、そして、ソロで　「ジャングルジム』を、メンバーと一緒に『人生は長いんだ』を歌唱し、卒業セレモニーへ。唯一の同期・４期生の川上が花束を手渡して、「１１年間お疲れさま」と労い、佐月が描いた似顔絵付きの寄せ書き色紙が渋谷に贈られた。 渋谷は「みなさん無しでは１１年もアイドルを続けてこれませんでした。みなさんが私をアイドルにしてくださったと思います。最後にＮＭＢ４８劇場という本当に大切な場所で、初期の頃から立たせてもらって、ここでいっぱい失敗したし、いっぱい挑戦もしたし、いっぱい悔しい思いもしたし、うれしい思いもしたし、すべてがこの劇場に詰まっています」と感慨深げ。 そして、「私は本当にアイドルになって良かった。それに、『アイドルになって良かった』というよりも、ＮＭＢ４８になって良かったです。ＮＭＢ４８だったから今の私があります。メンバーのみんなだったから、ファンのみなさんだったから、スタッフのみなさんだったから私があるので本当に感謝しています」とも。 卒業セレモニー終了後、渋谷は「アイドル最高に楽しかったですよ。またみなさんとお会いできる機会を作りたいと思います。そのときは来てくれますか？ もっともっと大きくなりますので覚悟しておいてください。本当にありがとうございました。そして、これからもなぎさ前で待ち合わせやで！」と約束。たくさんの投げキッスを客席に飛ばしつつ、アイドル活動に終止符を打った。