日本初のNBAバスケットボールスクールが開講!NBAによって開発されたプログラムでバスケットボールスキルの向上を目指す
世界最高峰のプロバスケットボールリーグ・NBAが、青少年のスキルアップを目指すプログラム「NBAバスケットボールスクール」を日本で開講した。 2017年に始まった同スクールはこれまでオーストラリア、ブラジル、中国、イタリア、ギリシャ、アラブ首長国連邦など世界各国で行われてきたが、日本は18か国目の開講国となった。 4月5日には渋谷教育学園渋谷中高等学校(東京都渋谷区)で体験会が行われ、160名の応募者の中から先着で選ばれた40名の参加者がドリブルやハンドリングのスキルや1対1のドリルなどに快活に取り組んだ。
世界最高峰のプロバスケットボールリーグ・NBAが、青少年のスキルアップを目指すプログラム「NBAバスケットボールスクール」を日本で開講した。 2017年に始まった同スクールはこれまでオーストラリア、ブラジル、中国、イタリア、ギリシャ、アラブ首長国連邦など世界各国で行われてきたが、日本は18か国目の開講国となった。 4月5日には渋谷教育学園渋谷中高等学校(東京都渋谷区)で体験会が行われ、160名の応募者の中から先着で選ばれた40名の参加者がドリブルやハンドリングのスキルや1対1のドリルなどに快活に取り組んだ。 5歳から18歳までの青少年を対象(日本では小学4年生~高校3年生)としたNBAバスケットボールスクールのカリキュラムは、同リーグの国際バスケットボール事業部がNBAの現役および元選手、あるいは元コーチ、選手育成のスペシャリストと協議して作成されている。一方で、青少年のバスケットボール育成に特化した株式会社ERUTLUC(エルトラック)の協力を得ながら、日本のこの世代の子どもたちに合わせた内容にもなるという。 リーグの要旨によれば、同スクールではオンコートでのトレーニングのみならず、ストレングス&コンディショニングやバスケットボール教育にも重点を起き、選手や保護者、コーチ組織が上達と育成の過程を理解し、実行できるように設計されているという。 今後は参加者はそれぞれの希望によって「ベーシッククラス」と「アドバンスクラス」に分かれ、エルトラックのコーチ2名と、同校の先生2名による指導の下、毎週金曜日の夜に同校で活動に取り組んでいく。 NBAではやはり少年少女向けのプログラムである「Jr. NBA」やグローバルなバスケットボール育成およびコミュニティ支援プログラムの「バスケットボール・ウィズアウト・ボーダーズ(BWB、FIBAとの共同運営)」などがあるが、NBAバスケットボールスクールは授業料制となっており(日本では月8800円)、参加者は継続的に指導を受けられるところが特徴だ。 5日の体験会で子どもたちの指導にあたったNBAアジア・バスケットボールオペレーションのナタリア・アンドレ氏は、このNBAバスケットボールスクールのプログラムがNBAの選手やコーチらによって開発されているという点で、他のユース向けプログラムとは一線を画したものであると自負した。 「このプログラムは授業料制となっていて、本当にバスケットボールの技術を伸ばし次の領域に到達したいと望む子どもたちが集まる場所です。NBAバスケットボールスクールはそうした彼らの希望を叶えるものとなります」(アンドレ氏)