趣里&SixTONES ジェシー、共通点は“心配性”? 初共演の『モンスター』を語り合う
趣里&ジェシーの“モンスター”な一面は?
――タイトルにちなんでご自身をモンスターだと思うことはありますか? 趣里:めちゃくちゃ心配性で気にしすぎるんです。舞台だったら初日は本当に緊張しますし、ドラマの初日はメンタルが最悪です(笑)。 ジェシー:気持ち悪くなりますよね。でもちっぽけなことなんですよ。 趣里:そうなんですよ! 結局はそこに行き着くんですけど、そこまでのストロークがすごく長い感じです。 ジェシー:わかります。たとえば舞台で噛んでしまったとき、噛んだことを思い出して、「ああ言っていればよかった」と思いながら台詞を言っています。他の役者さんが長台詞を言っているときも「俺、さっき噛んだ」と引きずるくらい心配性です。 趣里:私もその日は寝ながら稽古します。 ジェシー:モンスター級で言うと、僕は独り言が多いですね。家にいるとき、テレビに向かってツッコんだり。「あれ? これどこ置いたっけ?」とか一人で言って、「ああ、そうだ。そこだ!」って。 趣里:ドラマのあれって本当にあるんですね! ジェシー:僕から生まれたんだと思います(笑)。嫌なことがあったら風呂場でずっと愚痴ったり、演説して「みんな聞いてよ」「普通こうなるよね?」とか言ってストレスを発散しています。 趣里:楽しそう。いいですね。やろうかな。 ――クランクインに向けて準備していることや、役に入れたい要素はありますか? 趣里:最初に台本を読んだ時、私には思いが及ばない難しい役だと思ったんです。何を考えて、どういう態度や表情か書かれていないですし、台詞からも感情があまり読み取れなくて、どうしようって最初思ったんです。でも、ということは、亮子が動かしていくんですけど、亮子も動かされていくみたいな。フラットでいていいのかな、そのほうが周りの情報も入ってくるのかなと台本を読んで感じました。亮子を通じて、観ている方が事件に深く入っていく感じです。 ジェシー:表情ですね。(亮子)があまりに破天荒な行動をするから、それに対する表情を出していく感じです。監督さんの話でも、リアクションがちょっと強めなのかな。(杉浦は)良いところで育った分、これまでの人生でなかった状況に対して、表情を出していくのがいいかなと思います。 ――最後に視聴者に一言お願いします。 趣里:心強いキャスト、スタッフの皆さんとともに、毎週観て何かを感じていただけるドラマにできたらと思っています。 ジェシー:健康第一で倒れずに。体調管理をしっかりして、現場で出たアイデアを取り入れておもしろい作品にできたらと思っています。ディープな題材も扱うので、すごい作品だと思ってもらえるように頑張ります。
石河コウヘイ