北村匠海、「いざ自分が書くとなると…」 初の短編映画監督作品『世界征服やめた』奮闘を告白
俳優の北村匠海(26)が27日、東京都内で行われた初の短編映画監督作品「世界征服やめた」のワールドプレミア上映イベントに、同作に出演する萩原利久(25)、藤堂日向(28)らと出席した。 ◆ピースする北村匠海【写真】 同イベントはアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア2024 秋の国際短編映画祭」のプログラムとして開催。俳優でありアーティストとしても楽曲制作を手がけるなどマルチな才能を発揮する北村の監督デビュー作は、「僕の人生を変えた曲」と語るポエトリーラッパー・不可思議/wonderboyの同名楽曲の映画化に挑戦した。 自ら脚本も手がけた今作はこの日が世界初公開。執筆時を振り返った北村は「右も左も分からなくて、こんなに脚本を読んできたのに、いざ自分が書くとなるとすごく難しい。ずっと自分の口でしゃべりながら、役者としての立場に立ちながら書いていました」と話し、「逃げちゃ駄目だと思いながら向き合い続けました」と奮闘を告白した。 北村とはプライベートでも仲が良い萩原は、完成した脚本を読んだときに「僕は役者としての彼と出会って友達になって、いろいろな匠海を見てきたはずなのに、全然知らない匠海をいきなり突きつけられたようだった」と回顧。「ありとあらゆる北村匠海の新たな肩書に出会ってみたい」と目を輝かせた。 熱い期待を寄せられた北村は次回作についても「実はもうすでに書いてたりするんです」と笑顔でにおわせ、「ただ実現するかも分からないし、自分の蓄えと思って書いているので、ライフワークとして続けていけたら」と意欲を見せた。
中日スポーツ