一筋じゃないのに!? クラブの“象徴”となった名手(5)香川真司と黄金期を支えたドイツ人
下部組織からクラブ一筋で、トップチームに昇格してそのクラブでプレーを続ける選手もいれば、育ったクラブを離れて移籍先でバンディエラとして愛された選手も多く存在する。今回は、実はクラブ一筋ではない意外な経歴を持ちながら、現在や過去にバンディエラとして愛されている選手を紹介する。
DF:マルセル・シュメルツァー(元ドイツ代表) 生年月日:1988年1月22日 所属歴:ユースキャリア/マグデブルク(1996~05年)、ボルシア・ドルトムントU-19(2005年~07年) プロキャリア/ボルシア・ドルトムント(2007~22年) マルセル・シュメルツァーは下部組織出身であるため、ドルトムントでの印象が強いが、17歳でドルトムント下部組織に加入するまで、マグデブルクの下部組織で約9年間プレーしていた経歴を持つ。ドルトムントではユルゲン・クロップ監督のもと、香川真司らとプレーし、2度のリーグ優勝を経験。左サイドバックの主力として黄金期を支えた1人だ。 当時マッツ・フンメルスがバイエルンへ移籍したことにより、2016/17シーズンからキャプテンに就任。怪我の影響で2020/21シーズンは1試合も出場できず、翌シーズンも試合に出場することができずに現役引退となった。
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