Ｆ１＝ノリスがフェラーリ警戒、「レッドブルより気になる」
［ロンドン １６日 ロイター］ - 自動車レースＦ１でコンストラクターズランキングのトップに立つマクラーレンのランド・ノリス（英国）は、今後タイトルを争う上では昨季優勝のレッドブルよりもフェラーリの方が脅威だという見解を示した。 昨季は個人総合３連覇を達成したマックス・フェルスタッペン（オランダ）がシーズン最多勝利数を１９回に伸ばすなど圧倒的な強さを見せたレッドブルだが、最近は不振にあえいでいる。 マクラーレンは１５日に決勝が行われたアゼルバイジャン・グランプリ（ＧＰ）でレッドブルからコンストラクターズランキング首位の座を奪い、さらに２０ポイントの差をつけた。フェラーリとは５１ポイント差。 ノリスは英スカイスポーツに「彼ら（フェラーリ勢）は好調で、現時点では自分たちに最も近いライバル。コンストラクターズの観点から言えば、レッドブルよりもフェラーリの方が気になる」と語り、フェラーリをより強く意識していることを明かした。 昨季はレッドブルが２２レース中２１レースで優勝という記録的な強さを見せた。今季はマクラーレン、レッドブル、フェラーリ、メルセデスと４チームがそれぞれ３勝以上を挙げており、これは１９７７年以降で初。また、２０１２年以降で最も多い７人のドライバーが優勝している。
