ドアラ（左）とつば九郎＝バンテリンドームナゴヤ（渡辺大樹撮影）

プロ野球中日の人気マスコット「ドアラ」が、６月に入り体調不良を理由に欠場する日が相次いでいる。人気マスコットの欠場に、元中日監督の落合博満氏が激励のメッセージをＳＮＳで投稿したほか、ヤクルトのマスコット「つば九郎」からは差し入れが届けられた。ファンからも心配の声が続々と寄せられている。 【写真】昇竜ユニで華麗に舞うドアラ バック転のパフォーマンスのほか、他球団の選手やマスコットからも〝いじられキャラ〟として親しまれているドアラだが、今月４～６日のソフトバンク戦（バンテリンドームナゴヤ）を欠場した。８日のオリックス戦（同）ではいったん復帰したものの、１１～１３日の日本ハム戦（エスコンフィールド北海道）には同行しないことが球団から発表されていた。 さらに、出演を予定していた１５、１６日のロッテ戦（ＺＯＺＯ）を巡り、体調不良を理由に出演を見送ることが、球団から１２日に発表された。ドアラは自身のブログを１２日に更新し、「自分はしっかり元気になりたいです。なにかしら頑張ろう」などとつづっていた。球団のＸ（旧ツイッター）の公式アカウントにも、ファンから「早く回復することを祈っています」などと体調を心配する声が寄せられている。 ドアラの体調不良に反応したのが落合氏だ。落合博満野球記念館のＸの公式アカウントを通じ、「今度会うのを楽しみにしているから、お大事に」などと動画で異例のメッセージを寄せた。 また、良きライバルでもあるつば九郎からは、ヤクルトの人気商品「Ｙａｋｕｌｔ１０００」が差し入れられたことを、ドアラが自身のブログで報告している。 ドアラは昨年７月にも、体調不良を理由にパフォーマンスの出演を見送っている。人気マスコットの〝完全復帰〟が待たれる。