【マレーシア】サンウエー、モントキアラの商業施設取得
マレーシアの不動産開発大手サンウエー・グループ傘下の不動産投資信託(REIT)サンウエーREITは11日、首都クアラルンプール北西部モントキアラ地区の商業施設「163リテールパーク」を取得したと発表した。 取得額は2億1,500万リンギ(約74億6,800万円)で、今月9日に取得を完了。施設名を「サンウエー163モール」に変更した。 サンウエー163モールは、クアラルンプール中心部から約11キロメートル離れた、日本人も多く住むモントキアラ地区にある。7階建てで、テナント入居率は99%に上り、100以上のブランドが店舗を構える。マレーシアの高級スーパーマーケット「ジャヤ・グローサー」や、飲食店、医療・美容サービスを提供する店舗が入居するほか、映画館、アイススケート場も備える。 サンウエーREITのクレメント・チェン最高経営責任者(CEO)は声明で、サンウエー163モールから徒歩圏内で都市高速鉄道(MRT)3号線のスリハタマス駅の建設が計画されていることに言及。MRT3号線が開通すれば、同モールへのアクセスはさらに良くなるとの見方を示した。