石破総理 激動の3か月を経て就任後初のお国入り「逆風にあっても支えていただける地元あってこそ」支援者に感謝伝える
石破総理大臣は30日、総理就任後初めてお国入りし、鳥取県鳥取市で開かれた「日本創生に向けた人口戦略フォーラムinとっとり」に出席しました。 【写真を見る】石破総理 激動の3か月を経て就任後初のお国入り「逆風にあっても支えていただける地元あってこそ」支援者に感謝伝える 鳥取市で開かれたフォーラムで、石破総理は大きな拍手で迎えられ、政府代表としてあいさつしました。 石破茂 総理 「どうやって若い方々、女性の方々が選んで頂ける地方が作れるんでしょうかと、それが問題の本質なんだろうなと私は思っております。都道府県と国、市町村と国、住民と国、それが一体感を持って新しい日本作っていこうではないかと」 フォーラムでは、平井知事や赤澤大臣も加わってシンポジウムなどが行われ、最後に「東京一極集中に歯止めをかけ、人の流れを呼び込む地域、安心して子供を産み育てられる地域、人口減少下でも豊かで持続可能な地域」を実現するなどとする「とっとり宣言」を発表しました。 また石破総理に対して、平井知事をはじめ県内の市町村、経済界などから、交付金の充実など地方創生・人口減少対策の推進、米子境港間の事業化など高規格道路ネットワークの早期整備などを求める要望書が手渡されました。 そして、石破総理は翌1日、鳥取県八頭町の和多理神社を参拝しました。 ここは総理が8月に自民党総裁選への立候補を表明した故郷の神社で、総裁選勝利、内閣総理大臣就任、衆議院の解散総選挙と激動の3か月を経て、総理になって初めて帰ってきました。 石破茂 総理 「世の中の風が逆風にあっても、支えて頂ける地元があってここまでこさせて頂いた。そういう方々の思いにどれだけ全身全霊でこたえることができるか、日々それを胸に手を当てて、総括・反省をしながら一日一日やってまいりたい」 神社には石破総理を応援する地元の人達が集まりました。 地元の人 「なんか国会では色々大変で、どうなるかと思うけど、頑張って欲しいですね」 総理はこの後、父親の墓にお参りし、短い帰郷を終えて帰路につきました。
山陰放送