“数字と存在感”で示すトッププレイヤーの証 今季大ブレイク中の天才パルマーは指揮官が全幅の信頼を寄せる1人に
チェルシーのエースとなった
今シーズンより、チェルシーに加入したイングランド代表MFコール・パルマーの輝きが止まらない。 プレミアリーグ第31節のマンチェスター・ユナイテッド戦勝利の立役者となったパルマー。2本のPKを含むハットトリックを達成し、圧巻のプレイを見せた。今季好調なユナイテッドDFディオゴ・ダロトとのマッチアップでも存在感を見せた同選手は得点以外にも多くのチャンスを演出。相手にとって常に怖い存在になり続けたパルマーを指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノも称賛している。 「彼の最高のスキルの一つは、メンタリティとプレッシャーに対処する能力だ。彼は若いし、コンスタントにプレイできる初めてのシーズンだと思う。彼がプレッシャーに対処しているのはすごいことだ。それが非常に良い選手になれるすべてだ。今日のパフォーマンスを見れば、彼がトッププレイヤーではないと言うことは不可能だ」(英『BBC』より) パルマーはマンチェスター・シティ時代から才能が注目されていた選手の1人だが、シティではなかなか出場時間を確保できなかった。チェルシーで出場時間を得た同選手は今季大ブレイク中の1人であり、すでにポチェッティーノからの厚い信頼を獲得している。 パルマーはここまでリーグ戦16ゴール8アシストを記録しており、文句のつけようがない結果を残している。さらに同選手の存在感は試合を経るごとに増しており、チームの攻撃を牽引する選手へと成長を果たした。シティ時代は淡々とプレイしている印象が強かったが、今ではチームを引っ張る気持ちを全面に出すようなプレイも増えてきている。 しっかりと数字を残すだけではなく、抜群の存在感を醸し出すパルマーはチェルシーのエースとしてトッププレイヤーの域に達しつつある。
構成/ザ・ワールド編集部