ダニエル太郎、全豪オープン前哨戦で8強

2024年シーズン開幕戦「香港オープン」でのダニエル太郎（Photo by Getty Images）

1月10日、「ASBクラシック」（ニュージーランド・オークランド／ATP250）シングルス2回戦が行われ、ダニエル太郎（エイブル／世界ランク74位）は、第8シードのマックス・パーセル（オーストラリア／同45位）を6-2、6-4で下し、ベスト8入りを果たした。 【画像】ダニエル太郎が8強入り「ASBクラシック」シングルス組み合わせ 30歳のダニエルは、今季開幕戦となった「香港オープン」（香港／ATP250）で予選を突破し本戦に。1回戦でミオミール・ケツマノビッチ（セルビア／同55位）に敗れた。 14日に開幕し、すでに本戦ストレートインを決めている「全豪オープン」（オーストラリア・メルボルン）に向け、少しでも弾みをつけたい今季2戦目「ASBクラシック」。初戦ではアレクサンダー・ブキッチ（オーストラリア／同63位）を7-5、7-5で破り、初戦突破を果たしている。 2回戦では、ツアー予選で2度対戦しいずれもストレート勝ちを収めているパーセルと対戦。3度目の対決でもダニエルは第1セット第2ゲームでのピンチを乗り切ると、直後にブレーク。リズムを掴んで第7ゲームでリードを広げて6-2でセットを取りきった。続く第2セットも盤石なサービスゲームで、パーセルに与えたポイントは1ポイントのみ。セット終盤の第9ゲームでブレークし6-4と快勝で今季最初のツアー8強入りを果たした。 準々決勝でダニエルは、第3シードのフランシスコ・セルンドロ（アルゼンチン／同22位）を6-1、6-1で下した予選勝者のアレクサンダー・ミュラー（フランス／同79位）と対戦する。