山崎育三郎が“二刀流”始球式 投げキスでエスコン沸かす 松山千春の名曲を生歌唱&剛球披露
◇交流戦 日本ハムー中日(2024年6月11日 エスコンF) ミュージカル俳優の山崎育三郎(38)が11日の日本ハム-中日戦(エスコンF)で美声と剛球の“二刀流”始球式を披露した。 【写真】<日・中>ファーストピッチ前に松山千春の名曲を熱唱する山崎育三郎(撮影・高橋 茂夫) 自身の名前をもじった背番「1936」の日本ハムユニホームを上下に着て登場した山崎は、「ミュージカル界一、プロ野球を愛する山崎育三郎がエスコンフィールドにやってきました」とキメ顔を見せると会場に向かって投げキス。大歓声を浴びた。 そのまま北海道出身のフォークシンガー松山千春の名曲「大空と大地の中で」を生歌唱。美声を響かせた。ファーストピッチでは打者に田宮を迎え、帽子もしっかりとかぶり、マウンドに上がって一礼。惜しくもワンバウンドとなったが、見事な剛球を披露した。 エスコンの雰囲気について「最高。ドキドキしたけど、歌っていて気持ちよかったです」と振り返ると、投球についても「ちょっと力んじゃったけど気持ちよかったです。投げ切りました」とコメントした。 この日の始球式に向けて「今回新しくできたエスコンフィールドで、さらに子供のころから大好きな新庄監督が率いる北海道日本ハムファイターズでファーストピッチ、歌わせていただけること、とても光栄です!球場でみなさまにお会いできるのを楽しみにしております」と意気込んでいた。 4月9日には阪神ー広島戦が行われた甲子園に登場。黒基調のスーツに身を包んだ国歌独唱で美声を響かせると、数分後の始球式では阪神のユニホームに着替えて再登場した。背番号19を背負い、ワインドアップから左打者の内角への剛球で聖地を沸かせ「120点」とコメントした。 その後、「12球団で国歌独唱と始球式をしてユニホームを集めたい。最終的には大谷(翔平)選手のドジャースでもやってみたい」などと全12球団制覇を目標に掲げていた。