玉木雄一郎代表「発言依頼した事実ない」疑惑ダブル否定「議員宿舎宴会報道」には「ひどい記事」
国民民主党の玉木雄一郎代表が17日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、自身が出席した国会の憲法審査会に関する記事と、若手議員時代に議員宿舎内で宴会を開いていたなどとするそれぞれの報道内容を、ともに否定した。 【写真】「ひどい記事」 玉木氏はXで「憲法審査会に限らず国会審議の傍聴は誰でもできます。なお、憲法審査会では、一部の傍聴人の方が、護憲派の議員の発言に賛同の拍手をしたり、改憲を主張する議員の発言に対して不快の意を示すといった言動があったため、森憲法審査会長からたびたび注意が行われた経緯があります」と説明。「こうした言動は、傍聴券の裏面にも明記されている傍聴ルールに反しているので、ルールを守ってくださいと傍聴人間でお願いするやり取りがあったかもしれませんが、私から誰かに何らかの発言を依頼した事実は一切ありません。配信された一部記事の内容については明確に否定しておきます」とつづった。 玉木氏をめぐっては、11日に謝罪した「不倫デート」報道で相手とされた元グラドルでタレントの小泉みゆき(39)が、約2年前から玉木氏の出席する憲法審査会を傍聴していたと「文春オンライン」が報道。玉木氏の発言後に拍手をしたり、玉木氏をヤジった人物に対し、小泉が立ち上がって指さす行為をしたなどと伝えている。 玉木氏はさらに、別の「FLASH」の配信記事について、内容に疑念を持つ元衆院議員の投稿に返信する形でコメント。記事内容について「いちいち反論しませんが、私はこれまで議員宿舎内で宴席を設けたことは一度もありません。安倍元総理に候補者の差し替えを迫った事実もありません。国会一番乗りを党内で調整した事実もありません。この記事の掲載に関し、通常ある事前確認のための質問状も来ませんでした。誹謗中傷のみが目的のひどい記事で、できれば削除いただきたいと思います」と記した。 同記事では、玉木氏が旧民主党から初出馬した05年当時、自民党から誘いを受けた際、当時の安倍晋三幹事長に対し、すでに候補者がいた地元香川2区で差し替え立候補を要望したことや、若手議員時代に議員宿舎内で女性も含めたメンバーで宴会を開いていた、などと報じていた。