「どんなビッグクラブにも必要」インテルのサネッティ副会長が注目する若手FWとは?
インテルのハビエル・サネッティ副会長が2日、セリエA公式ラジオ局『Radio Serie A』のインタビューに応じ、今夏の移籍市場などについて語った。 今季3年ぶり20回目のセリエA優勝を飾り、2つ目のステッラ(優勝10回ごとに与えられる星)を手にしたインテル。しかし首脳陣はセリエAにおける覇権を固めるべく、すでに来シーズンへ向けてチーム構想を練っているようだ。サネッティ副会長が自身の見解を示した。 「このチームをキープしたいという考えだ。選手たちは全員、続けていく意欲を持っているように見える。これはチームの中で何か重要なものが生まれ、非常に堅固な土台があることを意味するね。補強? もしチャンスがあり、監督がチームの成長を継続するうえで重要となり得ると判断すれば、積極的にそのチャンスをつかみたい」 今夏の移籍市場では、ボローニャでリーグ戦11ゴール5アシストと躍動する22歳FWジョシュア・ザークツィーが大きな注目を集めている状況。ミランやユヴェントスからの関心が囁かれているが、インテル副会長も若き逸材の獲得の可能性を示唆した。 「ザークツィーは、極めて偉大なカンピオーネ(王者)だ。若くて才能があり、賢く、フィジカルが強い。ボローニャで非常に良いパフォーマンスを見せていて、このような選手は、重要な目標を目指すどんなビックグラブにも必要だ。このチャンスがやって来るかどうか見守りたい。我々も少し検討してみることになるかもしれない。ザークツィー、ラウタロ、(マルクス)テュラムのトリデンテ? この3人は若くて強いので、ある程度の安心感を与えてくれるだろうね」