ABCテレビ

　大阪・ミナミで７月、無許可で飲食を伴う接待を提供したとして、バーの経営者ら３人が逮捕されました。バーでは「ぼったくり」行為が横行していたとみられ、客はマッチングアプリで誘われていました。 　風営法違反（無許可営業）の疑いで逮捕されたのは、大阪市西区のバー「ラピスラズリ」の経営者・松平翔馬容疑者（２５）と従業員２人の計３人です。 　松平容疑者らは７月、大阪市中央区の松平容疑者が経営するバーで男性客（２４）に対し、無許可で女性従業員に接待をさせ、酒を提供した疑いがもたれています。 　松平容疑者は容疑を認めているということです。 　警察によりますと、この店では、逮捕された従業員の男（２７）がマッチングアプリで女性になりすまして男性客を集めていたといい、数十件のぼったくり被害の相談が警察に寄せられているということです。 　逮捕された従業員の女（２２）は警察の調べに「店で客とゲームをして、飲み放題メニュー以外の注文を多く取って高額請求をしていた」と話しています。 　大阪府警南署には去年８月から今年１１月までに、マッチングアプリで出会った女性に連れて行かれて、高額な飲食代を請求されたという相談が、複数の店で計約５０件寄せられているということで注意を呼びかけています。