冨安はアジアカップを回避した方が良かった? 再びの負傷に「過去2シーズンだけで合計210日欠場したのは深刻」
筋肉系のトラブルは長引くと厄介
今年の1月から2月にかけて開催されていたアジアカップ2023では日本代表の守備を統率する不動の番人としてフル稼働したDF冨安健洋だが、アーセナルに戻って以降は負傷離脱が続いている。 現在はふくらはぎに問題を抱えているようで、アーセナルにとっては痛手だ。 冨安がふくらはぎを痛めるのはこれが初めてではなく、近年は筋肉系のトラブルに苦しんでいる。この現状に、英『One Football』はアジアカップを回避した方が良かったかもしれないと主張する。ふくらはぎの故障は長引くと厄介なのだ。 「ガナーズに加入して以来、冨安にとって3回目のふくらはぎの故障だ。ふくらはぎの怪我はリカバリーが難しいことで知られている。ふくらはぎの筋肉は、DFが戦っていくうえで重要な要素である走力、ジャンプ、突然の方向転換に不可欠な部位だ。復帰を急ぐと再び負傷する可能性があり、選手にはフラストレーションが溜まる。冨安はアジアカップを休んだほうが良かったであろう」 「彼はこれまでもふくらはぎ、膝、ハムストリングなど様々な問題と向き合ってきた。こうした負傷癖は、特にアーセナルのような過密スケジュールとなるトップクラブでどうコンディションを維持していくのか、彼が直面している課題が浮き彫りとなっている。過去2シーズンだけで合計210日欠場したのは深刻だ」 アーセナルにとっても、CL決勝トーナメントがスタートした2月に万能DF冨安を欠くのは痛い。冨安は昨季も後半戦に離脱していた期間があり、それがアーセナルのタイトル争いに影響したところがある。 アジアカップで見せていたパフォーマンスはさすがだったが、再び心配な負傷トラブルが起きてしまった。
構成/ザ・ワールド編集部